「筋トレで腱鞘炎ってどういうときになりやすい?」
「テニス肘って?」
「ケガで筋トレできないのつらいな。ほかにできることある?」
そんなあなたのなやみを解決するためにこの記事を書きました。
みなさん、こんにちはじる先生です。
この記事を読むと、筋トレで起きやすいケガについての原因や予防について知ることができます。
知っているとケガのリスクをおさえることができます。
腱鞘炎で筋トレができない
よくあるケガで腱鞘炎というのがあります。
腱鞘炎は、からだの動きをたすける大切なパーツである「腱(けん)」の周りに炎症が起こるびょうきです。
腱は筋肉を骨につなげるだいじな部分で、うごくときに筋肉と骨をつなげているのです。
たとえば、手首や指をまげたりのばしたりするとき、その動きをたすけるのが腱がです。でも、その腱が何かしらの理由ではれると、それが腱鞘炎になります。
腱鞘炎になる原因
①同じうごきを何度もくり返すこと
②急におおきな力をかけたりすること
この2つが原因になりやすいです。
たとえば長い時間パソコンやスマホを使ったり、同じ動きを何度もしたりすると、腱が疲れてしまい、腱鞘炎になるリスクが高くなります。
とくに筋トレの場合5つの原因が考えられます。
①過度な負荷
筋トレでおもすぎる重量で負荷をかけると、腱に大きなストレスがかかり、腱鞘炎を
ひき
おこす可能性があります。
②
姿勢やフォームのもんだい
正しい姿勢やフォームを
まもらないと、とくていの筋肉や腱に不必要な圧力がかかり、炎症を
ひき
おこすことがあります。
③てきせつなウォームアップ不足
十分なウォームアップがないと、筋肉や腱が十分に準備されずに急激な運動を行うことになり、腱鞘炎のリスクが高まります。
④過度の疲労
継続的な筋トレや
おなじ動きの
くり
かえしによって、腱に負担がかかり、炎症を
ひき
おこすことがあります。
⑤てきせつなリカバリーの不足
じゅうぶんな休息やリカバリーを
とらないと、筋肉や腱が
てきせつに
修復されず、炎症が悪化する可能性があります。
腱鞘炎になると、その場所が痛んだりはれたりして、動かすのがつらくなったり、痛みが出ることがあります。治すためには、安静にしたり、炎症をおさえる薬を使ったり、時には医者のたすけを借りたりすることが必要です。
腱鞘炎の予防
予防で大切なのは
①同じ動きを繰り返しすぎないこと
②長時間同じ姿勢でいないこと
③重たすぎる重量ではしないこと
この3つがだいじです。
からだをうごかすときは、やさしくストレッチをしたり、休憩をとったりすることもたいせつです。
そして、からだがいたみを感じたら、早めに病院に相談することがたいせつです。
テニス肘で筋トレができない
テニス肘は、ひじのまわりに痛みや違和感が生じるびょうきです。
テニスをする人がなりやすいので、「テニス肘」と呼ばれていますが、実際にはテニスをしなくてもおこることがあります。
ひじの外側にある筋肉や腱が、同じ動きを繰り返すことで負担をかんじ、いたみや炎症をおこすことがあります。
例えば、テニスのようなスポーツでラケットをふる動作や、日常生活で何度もおなじうごきをすることが原因になることがあります。
筋トレでテニス肘になった時の対応
ひじが痛むと、ものをもったり、手を動かしたりするときに痛みをじたり、力を入れると痛むことがあります。
痛みを感じたら、
①安静にする
②テーピングをする
③医者のアドバイスを受ける
この3つが大切です。
テニス肘の予防するためには
①同じ動きを繰り返しすぎないこと
②適切なストレッチをすること
③スポーツや筋トレをするときは、適切なテクニックやフォームを学ぶこと
3つのことを意識してトレーニングをおこなうことが大切です。
腱板断裂で筋トレができない
腱板(けんばん)は、かたの中にある重要なぶぶんで、肩をうごかすときに役立っています。この腱板がけがをすると、「腱板断裂(けんばんだんれつ)」とよばれることがあります。
例えば、スポーツで転んだり、肩を強く動かしすぎたりすると、肩の中の腱板にダメージが生じることがあります。肩をあげたりうしろに引いたりする動きがつらくなり、肩の動きが制限されたり、痛みを感じたりすることがとくちょうです。
腱板が断裂すると、肩の動きがしにくくなったり、痛みを感じたりします。
腱板断裂のちりょうには
①安静にすること
②物理療法(理学療法)で筋肉を鍛えること
③場合によっては手術が必要になることもある
予防するためには、スポーツをするときは適切な体の動かし方や技術を学ぶことが大切です。また、肩や体をしっかり温めてから運動をすることも重要です。そして、何か肩に違和感や痛みを感じたら、すぐに病院に相談しましょう。
さいごに
今回、筋トレで起きやすいケガについての原因や予防についてのおはなしをしました。
起きやすいケガについて知っておくことは大切です。
とくに痛みが出てきて、1週間経っても治らない場合は病院にいくことをおすすめします。
また、痛みがある時は無理な筋トレはだめです。
大きなケガにつながらないように気をつけて筋トレライフをたのしみましょう!
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
もしよかったら、感想をコメントしてもらえるとうれしいです!
コメント