「ブレイクダンスってどんな技があるの?」
「はじめたばかりだから、すぐできる技ってなに?」
「バトルにも出てみたい!」
そんなあなたの悩みを解決するためにこの記事を書きました。
この記事を読めば、すぐにブレイクダンスの技のレパートリーを増やせることができます。
みなさん、こんにちは、じる先生です。私はブレイクダンス歴13年目です。
今回の記事は、始めたばかりの頃の自分に対してアドバイスするイメージで書いています。練習方法や日頃しておくと良いメニューなどお伝えしようと思います。
今回は、トップロック、フットワーク、の中からそれぞれ5つ紹介しようと思います。
ブレイクダンス初心者におすすめトップロックの技5選!
①インディアンステップ(ツーステップ)
②インディアンツイスト
③スリーステップ(サルサロック)
④ブロンクスステップ
⑤キックアウト
この5つをおすすめします!
初心者おすすめトップロックわざインディアンステップ
インディアンステップまたは、2ステップとも呼ばれています。片足を前に出して引く動きを交互に行う。足の引き加減によって動きの大きさが変わってくる。
個人的には、このインディアンステップだけで、たくさんの表現ができます。
例えば、足を引く強さを4段階に分けて、動きの幅を広げる。
手の動きをベルトに沿わせてみたり、手を前に出してみたり、ファイティングポーズのようにしてみたりなど、表現の幅がぐんと広がります。
私は、一曲分インディアンステップのみで踊ってみるのをウォーミングアップでしています。もし良かったら、やってみてください。
初心者おすすめトップロック技インディアンツイスト
インディアンツイストという技は、片足をけりだしたあとにもう一方の片足をおおいかぶせるように腰をひねります。これを両足交互に繰り返します。
上手に魅せるコツとしては、片足を前にけったときに、もう一方の足を後ろに引く意識でするとスムーズに足が動きやすくなります。
初心者おすすめトップロック技スリーステップ(サルサロック)
※指導者によってこの技の呼び方がちがうことがあります。
スリーステップとは、片足を前にけったあとにもう一方をサイドに踏み込みます。それを両足くりかえします。
上手に魅せるコツとして
①右足を前にけりだす。
②右足を真下に下ろして片足着地。
③左ひざを右に少し入れてから、左に左足をふみこむ。
はじめの内は、「1、2、3、1、2、3」と言いながら練習すると覚えやすいです。
初心者おすすめトップロック技ブロンクスステップ
ブロンクスとは、足の膝下を一周させて、前に足を出すステップです。
足を回す方向
右足→時計回り
左足→反時計周り
これを交互にくりかえして、その場で走っているように見える動きがブロンクスステップです。
足を出す際に、手を腕を出します。
右足を出す場合は、左の背中が少し向かいの人に見せるように腕を出す。
反対の場合も役割を逆にしましょう。
コツとしては、スキップを横バージョンでするイメージで足を動かすといいです。
手は草をかき分けるイメージでうごかすといいです。
初心者におすすめトップロック技キックアウト
キックアウトとは、片足をけって戻しながら、もう一方をけり、膝を折りながら足先を上げます。
イメージとしては、3ステップの3歩目を逆側に踏み込みます。
①右足を前にける。
②右足を着地
③左足を右足の後ろに通しながら、右側にふみこむ。
この時こしを右側にひねると、動きに躍動感が出てきます。
ブレイクダンス初心者におすすめの技フットワーク
①6歩
②3歩
③1歩
④C,C(シー、シー)
⑤ズールスピン(ファイヤーボール)
初心者におすすめフットワークのわざ6歩
6歩(シックスステップ)とは、その名の通り、6回足を置くので6歩と言われています。
6歩のさいしょのポジションは四つんばいになった状態からスタートします。
この時、腰はひくく、足は肩幅よりもすこし広めにひらきましょう。
手は肩の真下に置いて、少しだけ足側に寄せてあげるといいと思います。
この状態から時計回り(または反時計回り)に足をうごかして、元の位置に戻るまでが6歩です。
※右手でチェアーをする場合は時計回り
反時計回りの場合、四つんばいのポジションから
- 床から右手をはなしながら、左足を体の右側に出す
- 左足の膝のうらを蹴るようにして腰を前に出す
- 両足をお尻の下にしまう。この時、両膝を前に出して両手を後ろについた状態にする
- 右足の膝うらを左足のすねに巻きつける
- 左足を四つんばいの状態の時の足の位置に戻す
- 右足を四つん這いの状態の時の足の位置に戻す
これがシックスステップの一連の流れになります。
初心者におすすめフットワークわざ3歩
三歩はフットワークの四つんばいの状態から、体を45度回転させ、片足で着地し、足を入れ替えて、再度足を広げた(四つんばい)状態に戻るフットワークです。
基本的に三歩めの足を着地するさい、腰がたかくならないようにだけ注意してみましょう。
参考になる動画はこちらをクリックしてください。
初心者におすすめのフットワークわざ1歩
1歩とは、片足をふって、まわして、もどるというわざです。
おすすめの練習方法として1歩→チェアーの練習をすると、体も動きに慣れてきて、スムーズに技を決めることができます。
下の写真は1歩→チェアーでしています。
初心者におすすめのフットワークわざC,C(シー、シー)
C,Cは片足を出して、こしをひねって、もう一方の足でけるようなわざです。
逆も同じようにけって、もどるという動きになります。
初心者におすすめフットワークのわざ ズールスピン(ファイヤーボール)
ズールスピンは、しゃがんだ状態から片足を出して回るわざです。
私の地元では、このわざをファイヤーボールと言っていますが、ちがう地域の人と話をした時に「ズールスピン」という名の方が一般的だと知りました。
とても簡単にできるわざで他の技と組み合わせしやすいのが特徴です。
足の出す位置で体の向きを変えることができます。
最後に〜初心者が技を選ぶポイント〜
ブレイクダンスを始めたばかりの頃は、ウィンドミルやトーマスなど派手な技から練習しがちですが、大半の人が挫折してやめてしまいます。
はじめのうちは、すぐできる技から取り組むことをおすすめします。
理由は、2つあります。
①音楽にノッておどる楽しさを感じてほしい。
②基本の技をしっかり覚えることが大技習得につながるから。
ブレイクダンスの大技は、しっかりと基本の技ができるようになった上で、習得できるものがほとんどです。
ブレイクダンスを始めても、すぐやめてしまう理由で多いのが
「体がいたくて、練習するのがいや。むずかしくて自分にはできない。」
とたのしさを知る前にやめてしまう人が一定数います。
そうならないようにまずは、できる技をふやしてたのしさを体験していってほしいです。
いかがでしたでしょうか?
トップロックとフットワークのわざは、基本的なわざですが、極めるととてもかっこよくおどることができます。
大技ばかり練習してみたくなると思いますが、バトルやショーでカッコよくおどるためにも、基本の技をしっかり練習していきましょう。
今回の記事が参考になれば幸いです。
もし、良かったら感想をコメントしてもらえると嬉しいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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ブレイクダンスの服装については、こちらの記事を読んでみてください。
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