温泉旅行記:FTMの視点から見た日本の温泉文化

「FTMって温泉はどうしてるの?」

そんな疑問を解決するために、FTMの私が答えます!

じる先生
じる先生

はじめましてじる先生と言います。私は2023年3月に女性から男性に戸籍変更をして男性として生きています。トランスジェンダーって温泉のときどうしているのか実体験を含めてお話します。

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FTMが女湯を利用していた時期

いくら心が男性と言っていても、身体は女性なので温泉では女湯をつかっていました。

わたしのばあい、むねは大きかったので…。

FTMの中には、元々むねが小さいためオペをする必要がなかった人もいるらしいです。

(正直、羨ましい。)

男性になるためのオペが保険適用できる病院も出てきましたが、数はまだまだ少数。

女湯に入っていたときは、むねがなくなってほしいなぁという思いがありましたね。

でも温泉は気持ちいいので、温泉自体は好きでした。

FTM女湯→男湯

男湯に変わったのは、2つの治療をしてから。

1つ目胸をとる手術(胸オペ)

2つ目男性ホルモン注射を定期的に打つ。

この2つのことをしてから、男湯を利用するようになりました。

温泉を利用するときはプライベートゾーンはタオルでかくしています。

タオルの長さが温泉施設によっては短い時もあるので、その時はギリギリまで伸ばしてこしにまわして利用。

そのときは、タオルが外れないように片手でしっかりとにぎってます。(苦笑)

タオルが外れないかドキドキしながら入っています。

自分が好きなのは壺湯とジェットバスとにごり湯系です。

この3つは、プライベートゾーンを見られる可能性が低く、安心して入れるからです。

壺湯は自分1人しか入らないですし、ジェットバスも1人の空間があり、泡でプライベートゾーンを隠せるので、温泉に入るときはそこを使用しています。

にごり湯系の温泉も同じでプライベートゾーンを隠すことができるので、安心して入浴することができます。

ジェットバスが好きなので、そこに長居しちゃいますけど笑

お風呂から出る時はシャワーのあるところで、ある程度身体を拭いてから出るようにしています。

このように最低限のマナーとまわりが不快な思いをしないように細心の注意はしています。

1番気兼ねなく入れるのは、貸し切り風呂ですね。

大衆浴場では、このように気をつけて利用をしています。

FTMの最低限のマナー 身体の性別で判断して入浴しよう

最近では、心の性でトイレの使用や温泉の使用についてのニュースが流れていましたね。

身体は男だけど心は女だから女湯を使わせろなんていうことを書いてある投稿を拝見したこともありまうす。

こんなことを言われたら、女性の立場からしてみるととても恐怖を感じるのが当たり前だと思います。

何のために分けているのか、それは、多くの人が安心して利用するためのものだと思います。

正直な話、身体の治療をしていないのなら、身体の性に従って公共の施設を利用すべきだとわたし自身は考えます。

私自身、他の人に不快感を与えるということはしたくないので、身体の性別に沿って利用をしてきました。

治療が進むにつれて、男性らしくなってきた段階で男性のところに変更していくのが自然だと考えます。

最後に

公共の施設の利用については、だれもが安心して利用できるという視点で考えれば、きちんと心の性として入れるように治療を受けていくことが大切だと思います。

そして、性について自分の都合でコロコロ変えるような行動だけはしてほしくないです。

それで誤解を生じると本当に使いたい人たちが使えなくなるということや使いづらい雰囲気になってしまうからです。

みんなで気持ちよく使用していくために、思いやりと誠意を持って考えて行動してほしいと思います。

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